CM『日清のどん兵衛/穴に落ちる 篇』
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「日清のどん兵衛」の新CMは、全編モノクロームで構成される熱湯新時代劇。
剣客の「どん兵衛」として加山雄三さん、その弟子役として佐藤健さんが登場し、「どんばれ!」という言葉をキーワードにしてストーリーが展開します。「どんばる」とは何か?を探すどん兵衛と弟子の旅が始まります。
<ストーリー>
山路を行くどん兵衛さんと弟子。すると、弟子が山の斜面に佇む獣を見つけます。どうやら尻尾が9本あるよう。そんなことはお構いなく歩き続けるどん兵衛さんですが、その矢先、突然穴に落ちてしまいます。弟子は驚き穴を覗き込みながら「どん兵衛さーん」と叫ぶのですが、どん兵衛さんは何事もなかったかのように木の中から現れます。さすがの弟子も「どこから現れるんですか?」と不思議そうです。しかし、またしてもそんなことはお構いなくサクサク走れと道を急ぐどん兵衛さん。すると今度は2人して落ちてしまいます。どうやら2人ともあの不思議な獣に化かされてしまったようです。という話を、サクサクの天ぷらそばを食べると思いだす2人なのでした。
<撮影こぼれ話>
今回は、ほぼ電波の無い山奥での撮影で、大高木の中で撮影していると本当に何か動物が現れるのではないかというくらい神秘的な空間でした。そんな雰囲気の中、撮影が進められたのですが、どん兵衛さんが木の中から出てくるカットでは、加山さんのアドリブが炸裂。佐藤さんの「どこから出てくるんですか!?」に対して、「はい、こんにちは。」とか「ここから。ははは!」など、加山さんらしい返事にみんな笑いをこらえるのに必死でした。
<ロケ地>
名草巨石群(名草上町4990)
日光神社(名草中町3436)